種族
ヒュム族
ヒュム族

イヴァリースの世界には複数種の"人間"が存在します。
イヴァリースにおいて所謂人間は"ヒュム"と呼ばれており、
ヒュムとは異なる遺伝子をもった"種族"も数多く存在します。
その知能レベルや身体的特徴、文化などは様々。
社会になじんでいる種族の多くはヒュムのそれと同等です。
ヒュムよりも高度な種も存在しますが、
そうした種族のほとんどは人間社会の前に現れることなく、
独自の文化、社会を持ち暮らしています。

逆に知能の低い種族の多くは奴隷の代わりとして、
肉体労働に従事させられている場合が多く見受けられます。

いわゆる人間。
イヴァリースにおいてもっとも広範囲で活動し、
その勢力圏をどんどん広げている。
イヴァリースの全知的生命体の約40%をヒュムが占めているとされている。
  


ヴィエラ族
ヴィエラ族

森の民と呼ばれる細身で長身の種族。
長い手足と長い耳、スラリとした体躯、銀色の長髪が特徴。
寿命は長くヒュムの3倍と言われている。
白い肌を持つ「ヴィナ・ヴィエラ」(Veena Viera)と
褐色の肌を持つ「ラヴァ・ヴィエラ」(Rava Viera)の二種が存在する。
長い手足と長い耳を除けば、外見はヒュムとそう変わらない。
視覚と聴覚が抜群に優れており、10km先の獲物の姿を捉え、
足音を聞き分ける能力を持っている。
  


モーグリ族
モーグリ族

全身をふわふわした毛で被われ、
背中にはコウモリのような小さな羽が生えており、
頭頂部の赤いボンボンが特徴。
全身のサイズは80cm〜120cmと小型。

知能や生活習慣などヒュムとほとんど変わりなく、
社会にも溶け込んでいる。手先が器用。
彼らが得意とするのは機工学と呼ばれる、機械を追求した学問技術で、
その最高傑作である飛空挺を最初に作ったのはモーグリ族であるといわれている。

モーグリ族の多くはこの機工学に長けており、優秀なエンジニアとして社会に貢献している。
機工学を学び、究極の技術を身につけたエンジニアを機工師「エトーリア(Etoria)」と呼ぶが、
その大半はモーグリ族である。
  


バンガ族
バンガ族

爬虫類から進化した種族。
全身を硬い鱗で被われており、
長い耳が垂れ下がっているのが特徴。(ファース・バンガの耳は短い。)
黄褐色の肌を持つルグア・バンガ(Bangaa-Ruga)、
青銅色の肌を持つファース・バンガ(Bangaa-Faas)、
ルグアとファースの中間的な存在である、
赤褐色の肌を持つビスタ・バンガ(Bangaa-Bista)と灰鉄色の肌を持つサンガ・バンガ(Bangaa-Sanga)、
この4種が一般的なバンガ族であるが、この4種が綺麗に分かれているわけではなく、混血種なども多い。

外見の違いとは裏腹に、知能や生活習慣などはヒュムとほとんど変わりがないようだ。
それ故、人間社会にもっとも深く溶け込んでいる種といえる。
寿命はヒュムより1.5〜2倍と長いが、繁殖力はけっして高くない。
肉体的には嗅覚、聴覚に優れており、またその運動能力は極めて高い。
一方、バンガ族独特の声帯と声域によって人間世界の魔法詠唱を不得意としている。
低レベルの魔法であれば詠唱は可能。

  


シーク族
シーク族

所謂豚から進化した種族。
身長はほぼヒュムと同じ高さ、慢性的に肥満気味である。

知能はあまり高くない。
その姿から鈍重そうに見えるが、実は意外とスピーディー。
戦士としての能力は高い。
スピードを活かした攻撃、重心バランスを盾に防御と、
攻守ともに優れており、傭兵やガーディアンとして生活を営んでいる。
しかし、その性格は極めて野蛮であり、モラルは無いに等しい。
盗賊などに身をやつす者も多い。
金(Gold)や宝石のたぐいなど、いわゆる光モノが大好きで、
醜い体にゴテゴテと飾りつける。
  



  



  



  



  



  



  



  



  



  



戻る